外壁塗装のメンテナンスの重要性
個人所有の住宅に住んだことがある方なら、もしかしたら一度ぐらいは経験があるのではないかと思うのが、外壁や屋根の補修や塗替えなどのセールスの訪問で、大体の場合が今の住宅に致命的な劣化、もしくはそれに準ずるトラブルが発生しているというのを、決まり文句としています。
悪質なセールスの可能性もあるかもしれませんから、乗り気でないのにその場で契約等をする必要は一切ありませんが、実はそういった決まり文句でも本当の事を言っている場合は多々あります。
例えば壁のひび割れ、長らく住んでいるとそれぐらいは起こり得ると思うかもしれませんが、外壁塗装の常識から考えるとひび割れは既に手遅れの一歩手前に違い状態であり、可能であるならばそうなる前に補修や修繕を行いたいものです。
しかしながら、実際にひび割れてみないと状態が分からないんじゃ事前に手の打ちようがありません。
そこで登場するのが非破壊検査というわけです。
非破壊検査とは?
非破壊検査とは文字通り、検査部分を破壊すること無く検査することが可能な検査の事で、場合によって超小型カメラが使用されたり、また超音波による検査等が行われたりします。
外壁の場合には目に見えるトラブルが発生している段階では、早急な対策が必要となるので、その前段階で対処の必要性が判断できる非破壊検査は非常に重宝されています。
しかしながら非破壊検査自体が業者によってまちまちではありますが、平均して数万円単位でのコストがかかるものですし、またセールスで訪問してきた業者に言われるがまま検査等をお願いしていると、無理に口実を作ってでも実際の施工の契約まで取り付けようとする可能性もあります。
最も確実な方法といえるのは、非破壊検査の段階からしっかりと自分で情報を集めて納得出来る業者を選定し、更に見積もりを出して確認した後に、非破壊検査をお願いするのが良いでしょう。
その場では対策の必要が無くても、近い将来には外壁への対策が必要となるのは間違いありませんから、定期的な検査を行ってもらうにふさわしい業者を選ぶようにしましょう。